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Voices現場の声

Engineer

興国車輌の技術を支え技術者たちの声と
現場の様子をご紹介します。

Ironworks鉄工工事の現場

山口 貴史

Mr.Yamaguchi

Yamaguchi Takashi山口 貴史2003年入社

「溶接って難しいやん!(泣)」と
思ってから、「絶対にうまくなってやる」
という強い気持ちが生まれました。

私は2003年に入社しました。2021年で18年目になります。
興国車輌を志望した動機は、工業高校の授業で溶接の科目があり、その時に「溶接ってめっちゃおもろいんやん!」と思ったからです。でも、実際に入社してみると、高校で経験した溶接とは違い、「溶接ってめっちゃ難しいやん(泣)」と思いました。
そこから僕の中に絶対にうまくなってやるという強い気持ちが生まれました。
入社した頃は、先輩の補助をしながら、アドバイスをいただいたり、見よう見まねで作業方法を真似してみたり、早く一人前になれるように頑張りました。
鉄工作業だけでなく、定期作業における、クーラー清掃作業や、床下の電気機器気吹き作業など、毎日覚えなければならない仕事がたくさんあって最初は大変でした。
周りの先輩方も気にかけてくださり、次第に輪の中にも溶け込んでいけるようになり、さらに仕事が楽しくなりました。
今思えば、自分は周りの人にすごく恵まれていると思います。作業に慣れてくると、リニューアル工事に携わることも多くなり、周りのサポートもあって、工事に専念できるようにしていただきました。たくさんの改造工事に携わるうちに自分の技術はもちろんですが、責任感や気配りや思いやりの大切さもわかるようになってきました。

若い世代の後輩に、自分の持っている
技術や考えを伝えていく事が
使命だと思っています。

電車の仕事は自分一人では決してできるものではなく、同じ班のメンバーと協力し合ったり、他の班の方々ともコミュニケーションをとりながら、作業を円滑に進めることがとても大切だと思います。早く作業を遂行することも大切ですが、まず第一に安全に作業をすることが大前提です。
京とれいん雅洛の改造工事の時には、自分の持っている技術や知識を存分に発揮できました。他の班の方々ともいろいろ相談しながら、努力して工事を完遂できた事は一番の思い出になっています。
入社して以来、幸いにして大きい怪我や病気をすることもなく、ここまで来れたのは、会社の仲間達をはじめ周りの方々に支えていただいているからだと思います。平日は仕事をして帰宅すると早ければ21時台に寝てしまいます。子供たちよりも早く寝てしまうことも度々です(笑)。休日は妻や子供たちからたくさん癒しを貰ってリフレッシュしています。
若い世代の後輩も増えてきて、自分の持っている技術や、考えを伝えていく事が使命だと思っています。自分の伸び代もまだまだあると思うので、指導される側の立場になって考えたり伝えたりしてお互いに成長できたら良いなと思います。
これからも阪急電車の安全な運行を支えていけるように、日々努力、勉強して頑張っていきたいと思います。

鉄工工事の現場の様子

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